トレーニングの成果はトレーニング中ではなく、休息中に得られるという原則を考えると、長時間の睡眠も立派なトレーニングの一環と言えます。しかも、寝るだけであれば、それ自体に何かお金がかかることではありません。高価なマッサージガンや栄養補助食品にお金を費やすならまずは、疲労回復のために十分な睡眠時間を確保するのが大前提だと思います。
6時間程度の睡眠では不十分
ロングライドや負荷の高いトレーニングを行った後は6時間程度の睡眠では疲労回復に不十分です。私はロングライドで疲労した後は10時間前後の睡眠をとるようにしています。もちろんただ長い時間寝ればよいというわけではなく、睡眠の質も重要です。しかし、ロングライドなどで高負荷の運動をする場合、「質」を確保するためにもまずは「量」を確保することが大前提だと考えたほうがよいと思います。
- 深い眠りの中で成長ホルモンが分泌され筋肉の修復作業が行われるので長い睡眠時間は極めて有効。
- ロングライドでは肉体疲労以外に、集中力を維持したり、平衡感覚を維持するために中枢神経にも大きな負担がかかります。長時間の睡眠は中枢神経のリセットにも効果的です。
- 長時間の睡眠をとることで免疫機能が正常に保たれ、病気やけがのリスクを減らす効果があります。
- 翌日以降のトレーニングの質が向上する。
40代以降は特に回復を重要視する
40代後半になっても、筋力の増強や心肺機能の向上はまだまだ可能のようです。しかし、どうしても衰えることは回復力です。こればかりは避けようがないようです。このことからも40代以降の年齢でロードバイクのような長時間で比較的高負荷の運動をする場合には、いかに回復させるかが最も重要になってくると思います。
40代後半以降の年齢層には特に栄養や睡眠時間で十分な回復を促すことがとても大事な点だと思いますが、もう一つ重要なことだと思っていることは練習量です。これも体の回復に時間を要するようになってきたことが前提としてあるのですが、回復に時間を要するようになれば練習量はおのずと減ってくるわけです。
例えば、20代の頃に土曜日にロングライドを行い、一晩寝て翌日の日曜日にもまたロングライドをしていたという人もいるのではないでしょうか。40代以降になるとこれと同じことをするのはやはり無理があるのではないかと思うのです。私の友人には40代半ばでも土日ともロングライドを行っている方がいますので可能なのですが、この点は自分の体と十分に相談する必要があると思います。私の場合は例え10時間ほどの睡眠時間が確保できても、連日ロングライドを行うことは避けるようにしています。年齢に応じたトレーニング時間と休息時間のバランスをとっていくことが一番大切だと思います。


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