いよいよ25年使ってきたヘルメットを買い替える時が来ました。
西暦2000年に購入したヘルメット。感慨深い思いはありますが頭部を固定する部分やベルト部分も破損してしまっており、万が一の安全性を担保できないような状態ですから思い切って買い替えるしかありません。
今ではヘルメットのラインナップもメーカーが増えたことで様々ありますが、日本のメーカーであるOGKを選ぶことにしました。25年前にもOGKはありましたがその頃はあまり洗練されていない印象があったように思うのです。しかし、今では大頭する海外ブランドとの競合も経てかだいぶ洗練されたデザインになっているなあという印象を持ちます。
国産メーカーであるパナソニックフレームを使っていたりと、どちらかと言えば日本製を使いたい意識があるのですが、殊にヘルメットに関しては日本人の体形を体現しているという実用面のアドバンテーがあるので、OGKを選ぶ価値はあると思います。
通気性と軽量性を追求したヘルメット
私が選んだのがフラッグシップモデルにあたる FLEX-AIRです。このヘルメットは軽量化を突き詰めたモデルで通気性が良い点にも評判があります。ヘルメットは実際に試着して購入するのが、フィット感を確認するうえでベストなのですが、日本人の頭のフィット感を最優先で考えているはずのOGKを信じて今回はオンライン購入しました。自分のサイズとしては中間のサイズであるS/Mサイズで収まるのですが敢えてL/XLサイズを選びました。もし、S/Mサイズで窮屈だったら困るという点と、近年は夏の暑さなどの影響でインナーとしてサイクルキャップをかぶったりすることもあったからです。厳冬期にはヘッドウォーマーを使用することもあったので、サイズは余裕をもって選びました。実際のところヘルメットの内部でサイズ調整できる機構があるので多少のサイズ調整は全く問題ないです。






購入したのはマットアクアというカラーです。本当はフレームに合わせてレッドカラーが一番合いそうだなあと思っていたのですが品薄なのかなかなか見つからなかったので諦めました。画像でも分かる通り全体的に丸い形状になっています、軽さを追求して無駄な部分をそぎ落とした結果丸みを帯びた形状になったようです。
L/XLサイズで215gと軽量です。Mサイズ以下だと200gを切ります。因みに私が今まで25年間使ってきたセルブのエイリアンというヘルメットも当時軽量で鳴らしていたヘルメットでした。今計ってみるとなんと190gです。後頭部で頭を支えるパッドが今欠損しているわけですが、それがあったとしても200gくらいだったと思います。いかに当時軽量だったかが分かると思います。というわけで軽量を売りにしているカブトフレックスエアーに変更したらヘルメットが重量増になってしまったわけで、なかなかないことかもしれませんね。
付属品の形代が頭をさらに守ってくれます


付属品としてウィンターパッドと夏用の虫よけパッドがついていることです。通気性がかなり良い作りなので夏場は重宝しますが、逆に冬場は付属のウィンターパッドが役に立つわけです。
左の写真の2つがウィンターパットと虫よけ用のメッシュのパッドです。こうしてみるとなんだか私には陰陽師が使う人形型の紙の形代(かたしろ)を連想してしまいます。右の写真は滴る汗を左右に誘導して汗がサングラスや目に流入することを防いでくれるパッドです。まだ使っていないので何とも言えませんが夏場に役に立ちそうです。



エアーフローパッド
ヘルメット内部に見えるY字状のパッド(エアフローパッド)が内部に中空に浮く形であります。これは頭の上部が直接ヘルメットの内部に接することを防いでいます。これによって頭の上部とヘルメットの天井部との間に隙間ができるため、外部から流入する風がこの空間を通り抜けてゆくことができるため、暑い夏でも内部を涼しく保つための仕組みとしてとてもよく機能します。この点がカブトフレックスエアーの一番の特徴かもしれません。” Flex Air ”という名称もこの点が意識されているように思います。特に最近の日本の夏の気温は異常なほど高温なので、全方位から空気の流入で頭を少しでも冷却できる仕組みは日本の暑さ対策にありがたいです。
ワンサイズ大きくても問題なし
今では定番になりつつありますが、ヘルメット後部では”BOA”のダイアルで頭をしっかりと固定できるため多少のヘルメットサイズはものともしないフィット感が得られます。実際のところヘルメットサイズは3つくらいの大きさに分かれていて大まかです。(カブトだとXS/S、S/M、L/XL)すべての人の頭のサイズをそもそも3つに分けるなんて言ってみれば乱暴な分け方です。人によって頭の周長も形も違います。例えばS/Mサイズは55㎝~58㎝になり、頭の周長から言えば58㎝の人が一番フィットすると思います。同様にL/XLの59㎝~62㎝であれば62㎝の頭のサイズの人が頭の形状を無視すれば一番フィットするのだと思います。私の場合頭の周長が58㎝で59㎝~62㎝のL/XLサイズを使っているので余裕があるサイズ感になっているのですが、BOAダイヤルを少し締めるだけで完ぺきなフィット感が得られています。ですのでBOAがあればワンサイズ大きめのヘルメットを使ってもフィット感に何ら問題はないと思います。また、BOAフィッテングシステムは両サイドに2段階、縦に4段階の位置調整が可能ですので、締め付ける位置をあらかじめ自分に合わせて設定できる強みが大きいです。男性より髪型が様々な女性にはとても良い機能かもしれません。そもそもカブトヘルメットは日本人の頭の形状(上から見たときに丸形)に合わせて作られているようでわれわれ日本人にはとてもフィットしやすい点でとてもお勧めです。見た目がかっこよいからと言ってヨーロッパメーカーのヘルメットを買っても、そもそもヘルメット内部の形状が自分の頭にフィットしなければスポーツヘルメットとしては不十分だと思います。
軽量化にこだわりすぎ!?
一つ珍しい点がヘルメットのベルトに撥水素材が使われている点です。説明書によると汗を吸ってヘルメット重量の増加を防ぐためだとか・・。まあ確かにベルトが全部汗を吸えば30gくらいは重量を増しそうな気もしますが、むしろ不快感を軽減するための機能と考えるのが普通だと思うのですが、意外な発想だと思いました。このヘルメットのコンセプト自体が軽量化の追求にあるので、その意味ではとことんまでのこだわりなのかもしれませんね。
カラーバリエーションが豊富だけど注意が必要
カブトフレックスエアーはフラッグシップモデルなのにカラーバリエーションが豊富な点がうれしいです。しかも時々個数限定で限定カラーバージョンをリリースしているのでレアなカラーバージョンが好きな方にも魅力的でしょう。カラーにこだわる人に注意していただきたい点はウェブ上で見える色合いと実際に店頭で手に取って見る色合いとにギャップがあることです。ネット上で見た色合いが気に入ったからと言って即購入してしまうと実際に届いた色合いとの違いにがっかりするなんてことがあるように思います。特にカブトフレックスエアーのカラーバリエーションにはマット系の色合いが多く、マット系の色は特に光の当たり具合などで色合いがだいぶ違って見えるように感じています。色合いにこだわる方には、一度現物を確認した上で購入することをお勧めします。
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