今川峠は山梨県の丹波山村と同じく山梨県の小菅村の村境にある峠です。あまり知られていない峠ですが登りごたえがある峠なので、まだ走ったことがない人にはぜひおすすめです。峠には見晴らしもなく、何の表示もありません。黙々と林の中を走り最高地点を通過すれば後は下るだけ。立ち止まって一休みなんて子供じみたことをさせない大人の峠です。「立ち止まるな、ただ無言で通過せよ」と峠の神様が言っているように感じます。そうです、峠はゴールではない、何事もなかったかのようにただ通過するだけなんです。何もないことでかえってすっきりしてすがすがしく、こういう峠も趣があってよいものです。
小菅側ルート
ほぼ一定して10％くらいの勾配が続く峠道ですので、急勾配が苦手な人にはきついコースです。ひたすら杉林の中を走る一本道ですので集中して自分のリズムを保って登れば意外と難なく登れるかもしれません。
距離: 3.0㎞ 平均勾配: 9.8％
難易度: ★★★ コース
丹波山側ルート
最初の1.5㎞ほどは平均10％以上の勾配が続きかなりハードですが、そこを超えれば7％台に落ち着きます。登り始めの勾配が厳しすぎるからか峠手前付近は緩やかに感じた印象でした。
豆知識：丹波山村を「たんばやま」村と呼んでる人いませんか？私もそうでしたが、ただしくは「たばやま」村ですよ。京都北部の地名の印象が強いので無意識にそう読んでしまいます。
距離: 4.3㎞ 平均勾配: 7.5％
難易度: ★★★ コース
ポジション出しにとても便利な可変ステム
サイズ: 90㎜、110㎜、130㎜、145㎜
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