私は30年近くタイムのペダルを使ってきました。ペダルで迷っている人がいましたら必ずタイムのペダルをお勧めします。
30年前にシマノペダルからタイムペダルに変更
当時は自転車のビンディングペダルと言えば、ルック、タイム、シマノくらいな選択肢だったと思います。
このうち、ルックとシマノはともにシューズが遊びなく固定されるタイプであるのに対して、タイムはシューズが左右に動く遊びが設けられていました。ここに大きな違いがあったのです。
私は当初はこの違いのことを知らず、シマノペダルにシマノシューズを使っていたのですが、どうしても脚の固定に違和感があり、いくらポジションをいろいろ微調整してもこの問題は解決されませんでした。
そこで、ある時自転車の先輩からアドバイスを受けたのが、タイムペダルを使うことです。実際に、その先輩もタイムペダルを愛用していたので自信を持って勧められました。私も解決策はそれしかないかと思い当時タイムのハイエンドモデル得あるペダルを購入しました。
タイムペダルを使ってみると今までの違和感がすべて解消されて全くストレスなくペダリングできるようになりました。私にとってはタイムペダルが持つシューズが左右に動く遊びが不可欠だったわけです。この点が、タイムのペダルは膝にやさしいと言われるゆえんです。
現在は様々なペダルがありますが、やはりタイムがおすすめ
2000年代以降、自転車フレーム同様にペダルも様々なメーカーがリリースするようになり種類も増えました。正直、私はシマノペダルからタイムペダルに変更して以来、タイムペダルしか使ったことがないのですが、今でもタイムペダルが一押しですね。
数年前に友人にもタイムペダルを勧めたところシマノペダルから変更してタイムペダルを気に入ってくれています。私の経験上、シマノペダルからタイムペダルに変更する人はいましたがその逆は今までありませんでした。
ただ、ルックやシマノのように足が固定されるタイプでも全然気にならない方もいますので、固定タイプが好みの方はルックやシマノタイプのペダルのほうが良いかもしれません。
脚に可動域を持たせたいという方はタイムペダルをぜひ試してほしいと思います。
タイムペダルは非常に軽くなった
私がタイムペダルを使い始めたころはタイムペダルと言えば重厚なつくりで、ビンディングペダルとしては重量が結構あったと思います。ところが、2010年頃に従来の金属バネで固定するタイプからカーボンブレードを利用した固定に大きく刷新されました。このことによって従来型のペダルクリートと新しいペダルは互換性がなくなってしまったのですが、タイムのペダルは非常に軽量化することになりました。例えばタイムペダルの一番下位グレードのペダルでもシマノのデュラエースペダルとほぼ同じ重さです。
タイムペダルのグレードとその違い
ロードバイク用のタイムペダルは大きく分けてXPROとXPRESSOに分かれています。
上位モデルがXPRO、下位モデルがXPRESSOとなっています。しかし、実際にこの2つを使ってみてもほとんど違いは分かりません。というのはどちらも同じICLICというペダルの固定機構だからです。
この2つのモデルの違いは、XPROのほうはペダル裏をカバーで覆ってエアロ効果を持たせ空気抵抗を低減している点。そして、ペダル表面のシューズとの接地面積を大きくして、踏み込んだ時のパワー伝達効率を高めている点です。その他には、XPROの一部のモデルにはクリートの固定力を調整できる機能がついています。
さらに、上位モデルになるほど軽量で剛性が高くなっています。
タイムペダルの現在のラインナップ
2024年に大幅な刷新がされてしまいました。そのためラインナップはかなり少なくなりました。
XPROの3モデルは名称が変更しただけで、ほぼそのまま残りましたが、XPRESSOが5つくらいあったラインナップを1つに集約してしまいました。結果として、XPROをレース向けの上位モデル、XPRESSOをエントリーモデルとして完全に区別されたように思います。
XPRO のラインナップ3モデル (Amazonリンクになっています)
全てカーボンボディですので、大きな違いはシャフトとベアリングの素材、中空か中空でないかの違いです。
競技志向が強く、ヒルクライムレースなどでより軽量化を図るのであればXPRO12SLかXPRO12 がおすすめです。特段軽量化にはこだわらず、価格を抑えて、XPROのエアロ効果とパワー伝達性能をだけはほしいという方はXPRO10を選ぶとよいでしょう。
XPRESSO (Amazonリンクになっています)
| XPRESSO C1 | 115g | グラスファイバー(コンポジッド)ボディ、プレートトップはステンレス |
タイムペダルの中ではエントリーモデルという位置づけですが、使用感は上位モデルとほとんど変わりません。足の動きの自由度を確保し膝にやさしいタイムペダルの最大の特徴を採用したい人であれば、予算を抑えてXPRESSOを使うのがおすすめです。ちなみにシマノのデュラエースのペダル重量は114gとされていますので、重さはそれと同等です。
XPRESSO の24年以前のモデル
実は個人的には24年の刷新以前のタイムペダルのラインナップのほうが気に入っています。なぜなら、XPRESSOに複数のモデルのラインナップがあったからです。
XPRESSO1、XPRESSO2、XPRESSO4、XPRESSO6、XPRESSO7 などのラインナップで展開していました。XPRESSOの中にも下位グレードから上位グレードまであり、明確に1つの独立したモデルでした。※XPRESSO1は早期に廃版になったと思われます。
幸いまだ在庫が販売されているのでリンクとして紹介いたします。※かなり在庫が少ないので売り切れている可能性もあります。
🔶XPRESSO7 XPRESSOの最上位モデルで重量は99g!カーボンボディです。
🔶XPRESSO6 現行のXPRESSO C1へ集約と思われます。
🔶XPRESSO4 こちらも現行のXPRESSO C1へ集約と思われます。
🔶XPRESSO2 重量115g、一番安価なモデルですが機能的に何の遜色もありません。

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