食塩(精製塩)をやめて自然塩を使おう

私は数年前から自然塩を使うようになりました。それまでは何も考えず塩なら何でも同じだろうと思い一番安いものを買っていました。

しかし、ある時一般的に多く出回っている塩が本来の塩ではないことを知りました。一般的に食塩と言われているものは精製塩のことで、もともと豊富に含まれていたミネラル分を根こそぎ除去してしまった残りものなのです。

自然塩と精製塩の比較

自然塩(天然塩)精製塩(食卓塩)
塩化ナトリウム含有量(NaCl)約80〜95%99.5%以上
主なミネラルカリウム マグネシウム カルシウムなどを豊富に含む製造過程で除去されるためほぼ含まない
味わいまろやかで旨味や甘みがあるしょっぱさが強いだけ
製法海水を天日乾燥させるなどの伝統製法海水をイオン交換膜などで電気分解し再結晶化
価格やや高め安い

この比較表からわかる通り、精製塩は成分のほとんどすべてが塩化ナトリウム(NaCl)であることが分かります。価格はやや高めな点を除けば圧倒的に自然塩の方が優位なのです。まず第一に味が違います。精製塩だけしか食べたことがないと、塩はただしょっぱいだけのものとしか思わないと思います。私が実際そうでした。ところが、自然塩をなめてみるとまるで違います。しょっぱさは精製塩に比べて弱くうまみが感じられます。この違いは精製過程でもともと豊富に含んでいた天然のミネラル成分を除去してしまったことによります。

天然塩のミネラル含有量

100gあたり天然塩 “海の精”精製塩(食卓塩)
ナトリウム34g39g
マグネシウム700mgほとんど含まれず
カリウム400mgほとんど含まれず
カルシウム240mgほとんど含まれず

価格を気にする方は使い分けましょう

個人的には自然塩は確かに精製塩に比べて価格は高いのですが、それほど高いとは感じていません。もし、塩を大量に使うのならば、確かに値段を気にしますが、私の場合はそれほど多くの塩を普段使いません。せいぜい、ぬか漬け用のぬか床を作るときにだけある程度まとまった量の自然塩を使うくらいでしょうか。

値段を気にされる方にお勧めしたいのは塩を使い分けることです。例えば、パスタをゆでるときに使う塩は精製塩で十分です。ゆでた後の湯はすべて捨ててしまいますから、自然塩を使う必要はありません。また、貝の砂抜きをするときに使う塩も精製塩で十分です。こういった具合に用途によって多少使い分けられるので、少し工夫してみるとよいと思います。

おいしさを求めるならやっぱり自然塩を使いましょう

自然塩にはマグネシウムやカリウムやカルシウムが含まれているので、微量だけれども人体に必須な栄養素を取り入れる点で自然塩のほうが良いことは明らかです。

その上、明らかに自然塩のほうがおいしいのですから、美味しいものを作りたいのであれば、自然塩を使うほうが良いことは明らかだと思います。とは言え普段食べている料理ではそれほど多くの塩を使いませんので、個人的にはその違いはあまり感じません。ただ比較的シンプルで塩を使う料理の場合はその違いが分かりやすいです。例えば塩おにぎりはその典型的なもので私が作っても自然塩で作ったおにぎりはやはりおいしいです。まあ、当たり前と言えば当たり前で、塩だけなめれば自然塩と精製塩の味は明らかに違いますから、塩だけを味付けに使う塩にぎりは味が違っていて当然でしょう。

私がぬか漬けを作り始めたときは、当初から自然塩を使っていたのでその味の違いについては分からないのですか、例えば塩を大量に使う梅干しなどはおそらく自然塩と精製塩とでだいぶ味が変わってくるのではないかと思います。

栄養面で優れているだけでなく、そもそも天然の塩は美味しいのですから、精製された何の味気もないただしょっぱいだけの食塩しか使っていない方はぜひ天然塩を試してみてはいかがでしょうか。

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