軽量アルミシートポストのおすすめ10選

カーボンバイクバイク主流の時代になった今、おのずとアルミシートポストの需要が低くなってきています。しかし、アルミの耐久性、シルバーの美しさ、クロモリバイクやアルミバイクに似合う機能美など、アルミシートピラーの魅力にこだわるサイクリストもまだまだいます。私もその一人です。アルミシートポストはカーボンよりも重いかと言えば必ずしもそうとは限りません。中にはカーボンシートポストより軽く設計されたハイエンドモデルもあります。また、ライダーの体重を支える部分だけに軽さに加えて、耐久性という重要な要素もあります。安全面やクラシカルな伝統美を求める、どちらかと言えば保守的なサイクリストにはいまだにアルミシートポストの人気はあります。アルミシートポストを探すこともなかなか難しくなってきたと感じましたので、アルミシートポストの定番を含めたお勧めを私なりにまとめてみました。アルミシートポストを探すときの参考にしてください。

1位　KCNC　セプロライト
2位　KCNC TI Pro Light
3位　Deda Zero 100
4位　Pro LT
5位　Ritchey　CLASSIC 2BOLT
6位　日東 S65
7位　BBB Skyscraper
8位　カロイ
9位　Nitto S83
10位　チネリ PILLAR SEATPOST

1位　KCNC　セプロライト

KCNCの7075アルミニウムを使用した超軽量シートポストです。やぐら付近は大きくくり抜かれています。それでいて剛性は十分に確保されているように感じます。実際私が使用しているのがこのモデルなのですが、余分な部分をカットすると簡単に200gを切ります。KCNCの良いところはただ軽いだけではなく非常に精巧なつくりをしていて、強度面でも安心感を持てる点です。

φ27.2mm 350mm ブラック　211g

φ31.6mm 350mm ブラック　226g

オフセット:25m
材質:7075アルミニウム合金、ステンレスボルト

●マイクロアジャストボルト式で無段階のサドル角調整が可能。
●別売のカーボンレールサポートキットでカーボンレールに対応。

2位　KCNC TI Pro Light

スカンジウム合金を採用したKCNC最軽量のシートポストです。KCNCセプロライトよりさらに軽量化されています。おそらく並みのカーボンシートポストより軽いと思います。セットバックがないタイプしかないためセットバックが欲しい方には残念な点です。私もセットバックがあればこちらのモデルを試してみたと思います。余分な部分をカットすれば100g台前半も可能なのではないかと思います。驚異的に軽い上にコストパフォーマンスも素晴らしいと思います。

オフセット 0㎜

153g（27.2mm×350mm）

169g（27.2mm×400mm）

全部で4色(ゴールド、シルバー、ブラッグ、レッド)のラインナップあり、ただし350㎜はブラッグのみ

3位　Deda Zero 100

イタリアの老舗デダチャイの定番シートポスト。

サイズ：27.2mm、31.6mm
長さ：350mm
オフセット：12mm
カラー：ブラック、ブラック・オン・ブラック
重量：［φ31.6mm］ 259g

4位　Pro LT

シマノが立ち上げたブランドなのでシマノ製品とは相性が良いようです。デュラエース7700時代にはデュラエースのシートポストがあったことを懐かしく思い出します。その後デュラエースのシートポストは消えてしまうのですが、そのころシマノが変速機や駆動系統とは関係ないパーツに関してはいわゆるコンポのラインナップから完全に外し、PROというブランドを立ち上げてプロデュースするようになったのだろうと思います。ちなみに私は昔デュラエースのシートポストを使っていたのですが表面加工が美しくなかなか良い製品でした。しかし5年ほど使っていたある日、走行中にやぐら部分が破断して壊れてしまいました。シマノといえどその頃はシートポストという新しい製品ではまだ未熟だったのだろうと思います。PROブランドは既に20年以上たちプロ選手に供給されている製品も多いようなので、改良され今では耐久性の面でも問題ないのだろうと思います。

カラー: ブラック

重量: 285g～

素材: アルミニウム6061

直径: 27.2㎜　30.9㎜　31.6㎜

長さ: 400㎜　　あらゆるシートチューブサイズのバイクに対応可能。

オフセット: 20㎜

サドル角度を幅広く設定可能。SHIMANO Di2バッテリーにも対応しています。　