決死の逃避行があった峠、松姫峠ヒルクライム

ヒルクライム

松姫峠は山梨県小菅村にある標高1250mの峠です。現在は丁度国道139号線松姫トンネル付近にあたる場所に位置します。名前の由来は武田信玄の四女松姫から来ているそうです。武田家滅亡の際に松姫は関東に逃れようとして険しい峠越えをしたようです。幸い難を逃れた松姫は現在の八王子あたりで出家し一生を終えたそうです。

松姫峠へのアタックルートは北ルートと南ルートの2つあります。ただし南ルート側が崩落のため現在も通行止めになっている可能性が高いです。もともとバス路線だったのですが、この通行止めを機にバスも通らなったと聞いています。ただ、地図上を見る限り松姫トンネルの開通とともにバス路線の必要性もなくなったのではないかと思われます。そのため現在はうっそうとした林の中を進むルートになっておりまさに林道そのものです。峠にはバス停とトイレがあります。

北ルート

国道139号線からの峠へ続く道がスタートポイントです。急勾配といえるような箇所はありませんが後半のほうがややきつめです。車もサイクリストもほとんど通ることがないので一人で走るとやや心細くなるような道です。路面自体は良いのですが、砂利などが落ちているので注意が必要です。

距離: 6.5㎞ 平均勾配: 7.5%

難易度 ★★★★  ルート

南ルート

国道139号線沿いのトンネルを抜け深城ダムを抜けたところをスタート地点にしています。実際にはその先600mくらいにある左への分岐が松姫峠に続く1本道(林道松姫峠線)の始まりですので、そちらをスタートポイントにしてもよいです。残念ながらこちらのルートは現在まだ通行止めの可能性が高いです。

距離: 8.7㎞  平均勾配: 6.9%

難易度 ★★★★  ルート

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