GPSサイクルコンピュータでより快適に走ろう

サイクルコンピュータ

趣味から競技志向まで万能に使えるGPSサイクルコンピュータ

トレーニングやレースなどであらゆるデータを取得して万能に使えるサイクルコンピュータが欲しいと思ったら、GARMINWAHOO, bryton がお勧めです。比較的競技志向が強いサイクリストからプロ選手まで一番利用されているサイコンだと思います。パワーメータを導入したい方にもほぼ必須のサイコンになってきます。もちろん、レースなどに出ることはないホビーサイクリストにもこのレベルのサイコンがあれば楽しみが広がります。

GARMIN、WAHOO、bryton それぞれで、エントリー、ミドルクラス、ハイエンドに分けてみました。この分類は必ずしもサイクリストのパフォーマンスレベルの分類ではありません。例えばルートナビ機能やマップ機能はミドルクラスのサイコンから本格化していきますが、ゆっくり走るサイクリストでも当然本格的なナビ機能やマップ機能が欲しい人はいます。あくまで自分が欲しい機能を優先して探すようにしましょう。サイクルコンピュータはサイクリングの楽しみの幅を広げてくれるものですから、どの機能があれば自分が楽しめるのかを基準にしましょう。競技志向がある方はミドルクラス以上のサイコンを選ぶことをお勧めします。

GARMIN(ガーミン)

Edge530

ガーミンはGPSサイコンとして先駆的だったので今では一番の定番サイコンといってもいいでしょう。私の周りでも一番使われているサイコンのように感じます。もう人気を博して10年以上経つと思います。初期のころはガーミンを使っているから「ガー民」だと自虐的?に言っていたことを懐かしく思い出しますが、今や完全に市民権を得てそんな言葉も死語になりました。新しいモデルではソーラー充電機能が付くなどさらにハイスペック化しています。ガーミンを使っていれば不足はないのですが価格は高めです。

エントリーミドルミドルハイエンドハイエンドハイエンドハイエンド
モデルEdge130Edge540Edge530Edge840
solar
Edge840Edge1040
solar
Edge1050
重量33g80.3g75.8g88.9g84.8g133g161g
画面27×36㎜2.6インチ40×52㎜2.6インチ2.6インチ3.5インチ3.5インチ
稼働時間13時間26時間20時間32時間26時間35時間+ソーラー充電で10時間20時間(節約モード60時間)
価格28,800円54,800円64,780円74,800円74,800円109,800円109,800円
販売リンク

WAHOO(ワフー)

ガーミンより後発ではありますが、ガーミンを追い越すほどの勢いがあるブランドです。その証拠に現在プロロード選手に一番使用されているサイコンでもあります。ラインナップは2種類しかありませんが、よりハイレベルに特化したサイコンとも言えます。サイコンマウントに装着した時に全体としてエアロダイナミックデザインになるように設計されている点からも競技向け志向がうかがえます。また、ガーミンに比べて価格が抑えられている点も人気のポイントです。

ミドルクラスハイエンド
モデルELEMENT VOLTELEMENT ROAM
重量68.0g93.5g
画面55.9㎜68.6㎜
稼働時間15時間17時間
価格35,200円55,000円
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bryton(ブライトン)

台湾のメーカーということもあり、今でも一番求めやすい価格設定であると言えます。もとはGPS機器を開発していたメーカーだけあってGPS機能はとても良いです。初期設定が簡単で全体的にバッテリーの持続時間が長い点も特徴です。価格を抑えてガーミンやWAHOOに劣らぬスペックを求めたければブライトンがおすすめです。

エントリーミドルミドルミドルハイエンドハイエンド
モデルRider 15NeoRider 420Rider 460Rider 750SERider S500Rider S800
重量51g67g55g94g87g106g
画面2.0インチ2.3インチ2.6インチ2.8インチ2.4インチ3.4インチ
稼働時間16時間35時間32時間40時間24時間36時間
価格9,130円11,000円15,730円35,750円29,700円52,800円
販売リンク

ルートナビ機能はRider420以上からあります。マップ機能はRider750SEからついています。

スポーツ心拍系の老舗ポラールのGPSサイクルコンピュータ

POLAR(ポラール)

競技志向サイクリストの間で心拍トレーニングからパワーメータトレーニングへと移行してから、自転車競技界ではやや存在感が薄れた感があります。サイコンでのパワー計測が一般化しましたが、ポラールの場合はスマートウォッチのほうに重点を置いているように感じます。しかし、心拍トレーニングの時代には間違いなくポラールの心拍計が一番使われていました。スポーツ心拍系のパイオニアですので、心拍計測に関しては今でも一番信頼できると思います。腕やリスト部の心拍センサーは精度が落ちると言われますが、私が使った限りではポラールの腕用心拍センサーはしっかりと作動しており、さすがはポラールだと思いました。もちろん、パワーメータの計測もできます。

Polar M460

M460は現行でポラール唯一のGPSサイクルコンピュータです。日本ではあまり使っている人がいませんが、心拍計時代から培われてきたノウハウでパワートレーニング以外の点では一番優れているのではないかと思っています。ストラバなど他のアプリも使えますので個人的にはお勧めです。

POLAR GPS内臓心拍センサー

ポラールの腕用のGPS内臓心拍センサーは取り外しが楽でよい。夏は日焼け跡がくっきりついてしまうので左右交互に使うのがおすすめです。

パワーメータを使わない場合のおすすめGPSサイコン

CATEYE(キャットアイ)

キャットアイといえば昔からサイコンとライトで知られていますが、最近のパワーメータ使用やGPSサイコンの時代になってから、サイコンとしての知名度はだいぶ薄らいできたように思います。有線サイコン、ワイヤレスサイコンのラインナップは無論健在ですが、GPSモデルもあります。価格を抑えて信頼できるGPSサイコンを使いたいのであればキャットアイはお勧めです。

CATEYEのGPSサイコン、AirGPS

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