室内でサイクリングトレーニングをすべくミノウラの3本ローラーを使っています。3本ローラーに乗るのは20年ぶりくらいでしたが、やはり固定式より実走感が得られる3本ローラーにしてよかったと思っています。
最近は固定式の中でもスマートトレーナーと呼ばれるものが人気です。インターネットに接続して仮想世界を走ったりスマホやPCでトレーニング内容を一元管理できるので楽しみも増え効率的にトレーニングできるのかもしれませんが、パワメータさえ必要ない私には無縁の世界ですね。ただ室内で乗るからには実走感が欲しいので固定式ではなく3本ローラーを選びました。
ミノウラを選んだ理由
ミノウラを選んだことに特に大きな理由はなく、昔使っていたことがあったことと、日本のメーカーとしては信頼感があることですね。特に実績と精密性と、あとは日本メーカーとして日本の住宅事情を分かった上で開発していることなどがあげられますね。
| モデル名 | Live Roll R730 | Live Roll R730R | Live Roll R800 | Absorb Roll R820A |
| 静音性 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 負荷機能 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ |
| ローラー径×幅 (mm) | 80×415 | 80×415 | 105×450 | 105×450 |
| 伸縮収納・重量 | あり・9.8㎏ | あり・12.3㎏ | なし・21㎏ | なし・26㎏ |
| 定価(税込み) | 49,500円 | 63,800円 | 86,900円 | 121,000円 |
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Live Roll R730R を選んだ理由
最初は最大限に静音性を追求したAbsorb Roll R820A を考えていたのですが、価格が10万円程になるので躊躇しました。そこで選んだのがLive Roll R730Rです。ミノウラの3本ローラーの中では一番最近リリースされた製品のようで(2023年発売)、しかも負荷を加えることができます。もともと名称がほとんど同じLive Roll R730というモデルがあったのですが、それには負荷装置はついていません。負荷機能を付けてリリースされたものが Live Roll R730R というわけです。そして、もう一つのメリットはR730Rのローラーには静音効果がある表面加工がされていることです。一見して分かる違いは静音加工されているR730Rのローラー表面は黒色で静音加工無しのR730のローラーの表面はシルバーです。もともと負荷機能より静音性を優先していましたが、ある程度の静音性が確保される上で負荷機能も備わっており、AbsorbRoll R820A の半額くらいの値段で購入できる点でこちらを導入することにしました。



防振・防音対策
防振・防音対策として室内サイクルトレーニング用のフロアマットと3本ローラーの各脚用に振動吸収ブロックを揃えました。


使い始める前に既に使用している方のレビューを見ると、防振・防音マットやブロックを使わなくても十分静かと書いてあったので、最初は床に直置きで使用してみました。しかし、床を介して大きく振動していることや乗りながら聞こえる音の大きさも気になりました。因みに私の環境は鉄筋コンクリート造の集合住宅で階下に人が住んでいます。
そこで、防振・防音対策としてトレーニング用のマットと振動吸収ブロックを用意しました。この2つを使うことでだいぶ漕いでいるときの音や振動が軽減されたと思います。実際に数値化して測定しているわけではないのですが、自分が乗ってペダリングしているときに聞こえる音と振動が、おそらく階下の人にはストレスにならない程度になっているだろうと実感できるほどにはなりました。
一般的に鉄筋コンクリート造が一番音や振動に対して強く、続いて鉄骨造、軽量鉄骨、木造の順になります。私は鉄筋コンクリート造に住んでいるのですが、築年数が古いせいか階下の住人の足音が聞こえるときがあるほどで、そもそもそれほど防音効果がないつくりのようです。新しいタイプの鉄筋コンクリート造のマンションなどではトレーニングマットを敷くだけでも十分かもしれません。実際のところ階下の人間にどのように伝わっているのか分からず、あくまで推測の話ですが個人的には深夜にローラー台を使うようなことがない限りは問題ないだろうと思っています。因みにトレーニングマットは振動・防音対策のためだけでなく、床に落ちる汗を防いだり、床に傷がつくことも防げるのであったほうが安心して使えます。
私が使っている脚用の防振ブロックはオリジナルのもので厚さは約40㎜です。そしてマットはThinkRiderというおそらく中華ブランドのもので厚さは6㎜、198㎝x91㎝で重さ約2.8㎏です。ミノウラ製のマットも販売されていますが意外と高価でしたので効果がありそうなもので代替しました。実際使ってみた限りでは十分効果を感じられましたのでメーカー純性や有名ブランドを使う必要は特段なさそうです。
組み立て・サイズ合わせ
Amazonで購入しましたが、85x30x15くらいの箱で到着しました。組み立てと長さの調整には20~30分くらいかかりましたが複雑なことはありませんでした。注意する点と言えばローラーの軸を両サイドのフレームに固定させるときに最後までしっかりと軸が挿入されているか確認すことです。軸がしっかりと収まっていない状態でねじを締め付けるとフレームや軸を変形させて、使う前に壊してしまうことになります。とは言え軸が適切に入っていないとネジが回せなくなると思いますので、その時点で気付けるはずでそれほど心配しなくても良いと思います。
組み立てが済んだら使用する自転車のホイールベースに合わせてローラー台の長さを調整して決定します。ホイールベースは自転車のホイールの軸の中心間の距離ですから計測すればすぐにわかります。自転車のフレームを購入した時にジオメトリ表が付属してくれば、そこにも必ず書いてありますので、それがあれば実際に測る手間が省けます。ホイールベース950㎜~1080㎜まで対応しています。大人用のロードバイクやマウンテンバイクであれば一番小さいシートチューブ長420㎜くらいのフレームから一番大きい650㎜くらいのフレームまですべてに対応しているはずです。
ちなみに一度ホイールベースサイズを決定しておけばストッパーがついているため一旦短くして収納しても、次回にストッパーの位置まで引き出せばサイズが出るので便利です。部屋が狭くてその都度収納して別の場所で保管したい方には使い勝手が良いかもしれません。この点はR730とR730Rのメリットです。これがR800やR820Aとなるとサイズを落とすことができず重さも20㎏以上あるので移動するのも大変になってくると思います。もちろんその分精密性や静音性は優れているのですが、常に使う場所をとるという点は購入前に考慮してくべきでしょう。

3段階の負荷装置
一番後ろのローラーの両サイドに負荷の切り替えレバーがついています。どちらか一方をオンにすると1段目の負荷が加わり、さらにもう一方をオンにすると2段目の負荷が加わるというシンプルなものです。3段階と言っても最初の負荷無し状態も含めて3段階なので実質2段階の負荷機能です。走行しながら負荷を変更できるわけでもない極めてアナログなつくりですが、私にとってはこれで十分です。もともと負荷をかけたトレーニングなどするつもりもなかったわけですが、負荷が加えられることにはありがたさを感じています。ペダリングの回転練習と低いレベルのペース走を室内でできればよいなあと思っていましたのでこれで十分です。さらに微妙な負荷を加えたければ手元のSTIレバーでギヤを選択すればそれで十分に室内でやりたいことはできると思っています。

P. S 20年ぶりに3本ローラーに乗ったのですが、何の問題もなく乗れるものですね。自転車に一度乗れるようになったらおそらく2度と乗り方を忘れないのでしょうが、3本ローラーもそれと同じことなのかもしれません。20年前よりむしろ安定感すら感じているのですが、それはこのローラーの精密度が高いからなんだろうと思います。3本ローラーは怖いから乗らないと初めから敬遠している人がときどきいますが、それは食わず嫌いと同じだと思います。一度自転車に乗れるようになったら自転車に乗ることを恐れる人はいないでしょう。多分それと同じことだと思います。少なくとも自転車に乗れる人なら誰でも3本ローラーに快適に乗れるようになります。乗れるようになるまで大した時間は要しませんので、乗ってみたいと思っている人は恐怖心など捨てたほうが良いです。固定ローラーと違って、上半身の筋肉も使えますし、ペダリングをしながら常にバランスを保っているので集中力やバランス感覚も自然に養われていくはずです。
固定式ローラーのように乗りたい方へ
ミノウラの3本ローラー台を固定式ローラーのように使うために付属のアクションブリッジというツールが販売されています。ただし、注意点はミノウラR730またはR730Rのみに対応していることです。
MINOURA LiveRoll R730/R730R Action Bridge for QR/Thru Black



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