冬季の青春18きっぷの購入を考えていると衝撃の事実を知りました。
”青春18きっぷ改悪”
こんな風に題されたトピックがネット上に・・・。まさかとは思いましたが、JRがとうとう青春18きっぷを抹殺しました。
実際のところ、「青春18きっぷ」 という名称で残っているのですが、もはや今までの青春18きっぷの体などなく、まるで別物です。
連続した5日間しか使えなくなってしまった青春18きっぷなど誰が 青春18きっぷ とみなすのでしょう?例えば今までの青春18きっぷなら夏期であれば有効期間は50日以上ありました。
複数人で利用することもできません。全く別物になったに等しいわけですから、”青春18きっぷ”という名前が残っていること自体おかしい気がします。青春18なんていう爽やかな響きはどこにもないきっぷになってしまいました。きっぱり廃止したほうがまだ禍根を残さずに済むかもしれません。これほどに中身が違うのに同じ名前のまま残すという点に悪意すら感じます。”改悪”と言われて当然でしょう。今のところ、”暗黒18きっぷ” の印象ですね。
自動改札を通れるようになったことが、さもメリットのように言われていますが、今までの青春18きっぷ利用者からすればそんなことどうでもいいレベルのことでしょう。駅員が目視で確認する作業がなくなり負担減が目的でしょう。一体JRはどこを向いてサービス提供を考えているんでしょうかね。
ネット情報によるとJRによる今回の変更に関して公式的な理由説明など全くないようですね。国鉄の時代から始まったサービスです。既に40年以上の歴史があります。かなりの利用者がいて、多くの人に愛されてきたきっぷです。利用者がどのような使い方をしているかJRはわかっていながら、ある日突然事実上の終了。しかも、新たに加わった青春18きっぷ3日間用はまさにぼったくりの金額です。こういうふざけた態度が日本の鉄道会社というのは本当に恥ずかしいです。
もはや青春18きっぷは連続した5日間毎日長距離移動する人のためだけにメリットがあるような切符となってしまいました。こんな使い方する変わり者が全国に一体どれだけいるのだろうかと思います。
JRにはぜひとも青春18きっぷの利用者が数がどのように変化したか公表してほしいものです。
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