Mavic Ksyrium SR Plus ホイール

新しいロードバイク計画

MAVIC Ksyrium SR Plus を中古で購入しました。おそらく2012年くらいのモデルだと思いますのでずいぶん時間が経過しています。ただ所有者のメンテナンス状況が良いと思えたので購入を決定しました。価格も3万円程で、前後ともまだ十分に使えるタイヤと軽量クイックシャフトがついていたのでお買い得だったのではないかと思います。

実は ”Ksyrium SR Plus” というモデル名は存在しません(^^) Ksyrium SRのフロントホイールがSRリムからSLリムに変更されており、クイックリリースもフルクラムの最上位モデルを使用しているので私が勝手に”Plus”を付け足して命名しています。

リムブレーキからディスクブレーキへとブレーキシステムがほぼ変わってしまったと言ってもいい今日、リムブレーキ用ホイールの需要はどんどん減ってきているのだろうと思います。

しかし、私はリムブレーキ仕様のほうが好きなのでリムブレーキ用の上位モデルで状態が良いホイールがお手頃な価格で手に入る傾向は歓迎ですね。

届いたホイールを点検すると振れは確かにないようですが、リアホイールのラチェット音が少し大きいことと、独立回転させたときに抵抗感があるので、フリーボディ内に注油してあげたほうがよさそうです。実際に使うまでに行えばよいのですが、マビック専用オイルが非常に高額なのが玉に瑕です。50mlで5000円以上したように思います。今使っているキシリウムエリートにはエーゼットのフリーボディ専用オイルを使っているのですが、今回はマビック純正オイルを使ってみようと思っています。

このホイールの特徴はフロントハブにカーボン素材が使われていること、リアホイールの非ドライブ側のスポークが円柱型のカーボンになっている点です。(”カーボン素材は使わない” が私のポリシーなのですが、これくらいは遊び心と思って良しとします😉) スポークがカーボンのストロー状になっているわけです。上下左右に大きな力が加わっても殆ど変形することがないと思います。

踏み込んだ力が効率的に推進力に変換されるように、敢えて駆動輪側にこのスポークを採用したのだろうと思います。ダンシングで加速するときなどに効果がありそうです。

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デメリットはストロー形状であるがゆえにスポーク自体が太くなり空気抵抗が大きくなる点です。ただ、リアホイールの片側だけですし、フロントホイールはエアロ形状のスポークになっているので全体としては大きなマイナスにはならないのではないかと思います。

フロントホイールはリムだけSRからSLに変更されているため、通常のSRより軽くなっており計測すると619gでした。マビックのカタログ値からすると18gほど軽量化されていることになります。リムの内側のスポーク間はシルバーカラーで美しいです。

リアホイールはすべてSR仕様のままで、計測すると808gでした。両方で1427gですので、アルミホイールとしては十分に軽量だと思います。アルミホイールのハイエンドクラスとして、フルクラムのレーシングゼロや現行のキシリウムSLがカタログ値1490gくらいですので、それらより60g以上軽く仕上がっています。現在使っているKsyrium Elite はおそらく1550gはあると思いますので、ホイールだけで120g以上の軽量化が見込めます。

なぜ10年以上前のアルミホイールのほうが軽量なのかと言えば、理由はやはりカーボンホイールが主流になる以前はアルミホイールで軽量化を追求していたからだと思います。現在ではカーボンホイールはハイエンドモデルに、アルミホイールはミドルクラス以下に採用され、素材による大まかな区別さえされてしまったように思います。現状ではどのブランドもアルミホイールの進化は完全に止まってしまったと言えます。

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