9100デュラエースクランク、FC7000,FC9100

新しいロードバイク計画

クランクセットは2年前に購入したデュラエース9100を使用することにしました。本当はシルバー色のデュラエース9000が欲しかったのですが、ただでさえ今では入手困難な上、175㎜サイズを探すとなるとさらに大変です。因みにどちらもリコール対象商品です。クランク表面の接合部分が剥がれ、折れる可能性があるわけですからできれば使いたくないものです。最終的にシルバー色の9000を諦めた決定的理由は、9000のほうが9100よりも折れる可能性が高いのではないかというお世話になっている自転車店の経験談でした。私が知っている方が9000クランクで走行中に実際に折れたという情報はかなりインパクトがありました。2年前に自転車を組む前にシマノが指定する店舗でクランクの安全点検は受けましたが、折れるかもしれないというリスクは消えることがありませんね。このクランクで2年前に一度自転車を自分で組んで乗ってみたのですが、テスト走行中に数回チェーンがクランク側に外れることが起きてしまい、クランク表面に傷がついてしまいました。結局テスト走行後に自転車をばらしてしまったのですが、せっかく新品で購入したものでしたので残念でした。原因は中古で購入したアウターチェーンリングでした。歯がかなり摩耗してしまっていたので歯滑りが起きてチェーンが脱落してしまったのです。

苦い経験もあって今回は新品のアウターチェーンリングを購入しました。デュラエースはかなり高価で、チェーンリング自体は消耗品でもあるので105のチェーンリングにしました。もともと105だけはシルバー色のナインナップがありましたので、シルバーを手に入れました。とは言え実はシルバー色は既に廃版になっていたので入手に苦労しました。

デュラエースのクランクにアルテグラや105のアウターチェーンリングを装着すると、表面の高さが違うため接続部分に段差(4本のクランクアームとチェーンリングとの接続部分の段差)ができてしまうことは経験済みで知っていたのですが、今回改めてデュラエースのクランクに105のアウターチェーンリングを装着してみると思っていた以上に段差がつきましたね。

4本のアーム部分もそれぞれ微妙に形状が異なるので、4か所の段差の大きさもそれぞれ異なります。

デュラエースのほうが105に比べてかなり薄く作られていることが分かります。2年前にデュラエースクランクとアルテグラのアウターチェーンリングの組み合わせで、その段差を体験済みでしたが、105を使った場合のほうがその段差は大きいように感じます。当時シマノに問い合わせると互換性上は問題ないが、段差部分の表面が鋭く脚が当たると皮膚を切る可能性があるので気を付けないといけないとのことでした。通常使用時には全く問題ないですが、例えば落車した時など、不意にこの部分に強く接触したりするとけがをする可能性が高まりますので確かに注意が必要です。

細かいことを気にする方にとってはこの段差により空気抵抗が大きくなるのではないかと思う方もいると思います。実際表面はエアロ効果も考えられてデザインされているはずですので、グレードの違いによる表面の段差はエアロ効果を台無しにするのかもしれませんね。私はあまり気にしませんし、むしろクランクのブラックカラーとアウターチェーンリングのシルバカラーのコントラストが全体としてオリジナリティがあって見た目が良いなあと思っています。

インナーチェーンリングはデュラエース9100を購入しました。今迄は53×39を使っていましたが、今回は50×34を選択しました。

シマノ(SHIMANO) チェーンリング FC-R9100 アウター/インナー 各種

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