多摩川までサイクリング

トレーニング

まだ台風一過ではないが今日から9月になり、ほぼ一か月自転車に乗っていないので多摩川まで走ってみることにした。

8月上旬にぎっく腰になって以来ほとんど動きがない生活をしていたのでかなり体が弱っている。ぎっくり腰の症状は治っているのだが、それ以後も腰の痛みが残っていて、あおむけに寝ているときや、起き上がるときに一番痛みが大きい。それでも痛みは弱まってきているので、そろそろ体を動かさなければ筋肉が弱体化してまた他の痛みを併発しかねない。

ロードバイクに乗ってみて果たしてどうかという不安はあったが、ペダリングで痛みが出るようなことはなかった。久々のサイクリングなので体全体の筋肉が弱まっていることが見た目からもペダリングからも分かったが、走り始めは久々に爽快感を味わえた。

雨雲レーダーによると多摩川付近まで行って戻ってくれば丁度雨をかわせるようだったので、多摩川に架かる橋を目指した。今回の台風10号は自転車より遅いほどの速度で日本列島を縦断しているので、積算降雨量が多い。多摩川はどんな様子だろうと興味もあったので雨に降られることなく多摩川まで行きたかった。多摩川まで十数キロのはずだが数キロ走ると疲労感やちょっとした吐き気のような症状や掌の痛みであっという間に走り始めの爽快感は吹き飛んだ。それでも腰の痛みが出るようなことがなくてよかった。坂道はないはずなのに、体力が落ちすぎているようではっきりと坂道を感じてしまった。せいぜいあっても勾配1%程度だろうが。。今日は坂道だった。

途中パラっとしたものの、雨が降る時間が若干ズレたようで、雨に降られる心配もなく多摩川の橋まで到着した。多摩川の滔々とした流れを見られるかと思ったが、期待外れの水量で川の中央部には砂利が見えているほどだった。奥多摩方面は今回それほどの降雨量にはならなかったのだろう。しかし、小田原などでは72時間降雨量が観測史上最高で500㎜近くに達したらしい。平年の8月1か月の3倍の降水量だという。

多摩川を見たらすぐに帰路に就いたが、ブラケット部分を持って走っていると手のひら側があまりに痛いので下ハンを持つようにした。低い姿勢にしても腰に何ら影響はなく、むしろこの姿勢のほうがペダリングもしやすい。一時下ハンばかり持って走っていた時期があったが、また下ハンメインのスタイルに戻してみようと思う。

帰宅して数十分後には本降りの雨。台風はほとんど勢力を弱めたがまだ近畿から東海の海上に停滞している模様。そんな天気だったのか誰もサイクリストは見かけなかったが、みんな室内のトレーニング環境があるのだろう。私のように室内で走る環境がない者は実走のみ。

とりあえず月が替わり最初の一歩を踏み出せた。まだ腰の痛みがあるので不安だが、回復することを祈りつつ少しずつロードバイクに乗っていきたい。

走行距離33㎞、走行時間1時間40分、平均心拍131、消費エネルギー1031kcal

この運動強度と運動時間で1000Kcalの消費、改めてこんなに多いのか・・

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