冬の備えは夏にすべし

トレーニング

冬の装備は夏にそろえるのが良い!? なぜなら安く手に入りやすいから。

今回、ロングビブタイツ、極寒期用ジャケット、ウィンドブレーカーの3点を揃えました。

シマノ インサレーティッドウィンドブレークジャケット

ネットで調べてみると2016年にリリースされたようなのでやや古いですね。ウェア類ではあまりピンとこないシマノですが、ラインナップの中で最強の極寒期用のようで期待感大です。

前面が防風素材になっているのはごく当たり前の仕様ですが、このジャケットは中綿が入った素材が全面だけに使われています。進行方向から受ける冷風を防ぐだけでなく、内部を温かく保つことで低温下のライドを快適にしようとしているようです。

去年までは極寒期に走るときはダウンベストを着て行くことがありましたが、これならその必要はなさそうです。ダウンベストが一番温かいですが、デメリットは特に必要ない背中まで中綿で覆われていて、上り坂では暑くなってしまったり、汗をかいても背中から中の湿気が抜けていかないこと。その点、このシマノのジャケットは前面の必要なところだけ中綿仕様で背面は内部の湿気や熱を逃すベンチレーション効果がある素材の部分があるので良さそうです。

ネット上の買い物は試着できない点がネックですが、来てみた感じはサイズ感は理想的でした。自転車に乗った状態で十分に腕まで袖があり、窮屈感はありません。直立姿勢ではやや胸のあたりに窮屈感があるものの、これは自転車ウェアの宿命。前傾姿勢ように作られているのでジッパーを胸にかけて下せばリラックスできます。

最近はタイトフィットのウェアがはやりのようですが、このウェアは数年前のモデルなのかややゆとりを持たせてあるように感じます。個人的には極寒期用としてはタイトフィットは良くないと思いますね。。最低限ゴアテックスが使用されていてよほどの透湿性能が確保されていればタイトでもよいかもしれませんが、温かく保つことが最優先される極寒期は中に空気の層を設けることで寒さから身を守る合理性があるべきだと思います。中途半端な透湿性でタイトなウェアだと汗をかいた後冷やされたらとてつもなく寒い思いをしますからね。

パールイズミ ビブタイツ 5℃

今までもパールイズミの冬用タイツを使っていましたが、今回購入したものとの違いは正面から受ける冷気をシャットアウトするウィンドブレーク素材がなかった点です。今ではこのウィンドブレーク素材が当たり前だと思いますが、この素材でだいぶ変わることを期待しています。

そして、もう一つの違いは、ビブタイツスタイルを選んだことです。上下つなげることで上半身も一緒に保温され、より保温性が高まります。それから今回ビブタイツにこだわった理由の一つは、走っているときのズリ落ちを防止するためです。ビブタイツにすると肩からタイツの位置がキープされるので安易にずり落ちはしないのではないかと思っています。まあこれは実際のところ実走してみないとわからないことではありますが・・・。

私にとってパールイズミの難点はサイズですね。日本人向けのサイズで作られているので一番大きいサイズを選ぶことになるのですが、0度帯のタイツには一番多きサイズのラインナップがない点です。そういうわけで5度帯を選びましたが、実際5度帯が一番使える範囲が広いので良かったと思っています。

ASSOS ウィンドブレーカー

今まで使っていたカステリのウィンドブレーカーはもう25年くらい前のものだったのでさすがに買い替えることにしました。ダウンヒル時に風をシャットアウトできれば良いので特段どれでも大きな違いはないと思い、適当に良さそうなものを探すことにした。そこで目に留まったのがASSOのウィンドブレーカー。なかなかデザインもよくアソスなのに価格が1500円ほどだったので意外でしたが、サイズさえ合えばこれに決まりだと思いサイズ表記を見ると「l」と表示がありました。1にも見えましたが、Lの小文字なのだろうと思い、自分にはやや小さいが大丈夫だろうと思い即購入。ところがこれが少し失敗でした。私が L だと思って購入した l 表記はローマ数字のⅠでした。アソスは 一部商品で 0、Ⅰ、Ⅱ という分類表示を使っているようで、これからすると Ⅰは、MLサイズのようです。だから私には若干小さめ。だが、デザインが良く新品同様のうえ、着てみた感じでは実用的には特段問題はないのでよしとしました。

これで一通り厳冬期を含めた冬場に必要なものはそろえられたと思います。本当は厳冬期用の新しいグラブも欲しいところですが、これはまた次のシーズンに持ち越そうと思います。

価格は、ウィンタージャケット(新品に近い?)約20000円 → 5300円、パールイズミビブタイツ(新品) 約22000円 → 8300円、ASSOSSウィンドブレーカ(新品に近い)定価不明 → 1500円

かなりお得に購入することができたのではないかと思います。需要がない夏期に冬用のウェア類を調達する価値はあるのではないでしょうか。 

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