ダイエットする前に、1日に必要なカロリー、たんぱく質、炭水化物、脂質、塩分の摂取量目安を知ろう

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1日の摂取量(熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩)

一般的な成人男女の1日当たりの摂取量を厚生労働省の20代から60代までのデータを抜粋してみました。このデータは各年齢階級数百人程度ずつ調査した結果ですので、平均的におよそこれくらいの数値が目安になると思います。ただ平均値になりますので、日本人の平均的な体格における数値でしょう。日本人の平均からすると、全体の平均BMIは男性23.8、女性22.5のようですので、男性の平均身長を170㎝、女性を158㎝とすると、体重でいうと男性が69㎏、女性が56㎏くらいを想定したデータなのだろうと思います。

(男性)20代30代40代50代60代
熱量(kcal)21122180218822242133
タンパク質(g)74.476.5 77.280.279.7
脂質(g)66.1 63.4 61.158.252.3
炭水化物(g)288.1296.8294.6299.1302.6
食塩相当量(g)11.211.612.012.812.9
厚生労働省のデータ参考
(女性)20代30代40代50代60代
熱量(kcal)17201697176217821742
タンパク質(g)63.662.565.268.268.0
脂質(g)57.153.254.551.445.5
炭水化物(g)229.6231.0241.5252.2258.3
食塩相当量(g)9.49.510.110.911.5
厚生労働省のデータ参考

20代から60代で比べてみてもそれほど大きな違いが出るものでもないことがわかります。1日の摂取熱量でいえば、男性が2200kcal前後、女性が1700~1800kcalくらいの摂取が目安のようです。

このデータからすると一般的な成人では50代で一番大きな数値になっています。この点はやや意外でした。ちなみにやはり成長期である10代が一番摂取栄養素の数値が大きく、その後20代で下がって50代にかけて緩やかに増加傾向になり、60代からまた徐々に下がっていくのが一般的な傾向のようですね。※炭水化物と食塩相当量は60代まで上昇しています。60代以降では脂質の摂取量の下がり方が大きいので、食事の傾向として脂っこいものを敬遠し、代わり炭水化物や塩味が聞いたややさっぱりしたものを好む傾向を示しているのかもしれません。

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